医療保険で支払う「医薬品価格」の議論が見えにくい!

 

 みなさんお元気ですか?

 22年4月の薬価制度改革に関する議論が年末にかけて佳境を迎えます。

 今回はコロナ禍の緊急事態宣言、自民党総裁選、衆院選などの影響もあり、公的な議論の回数が極めて少ない。中央社会保険医療協議会薬価専門部会のことですが、従来なら改定前年の4~11月に10回程度は開かれるところ、今回は今日11月29日時点で、わずか6回しか開かれていない。

 さすがに今週は12月1日と3日に会合がセットされましたが、遅れを取り戻すには、今後年末までギュウギュウ詰めの予定が組まれることになるでしょう。

 ただ、もしかしたらもう公的な会合の意義が薄れているのかもしれない、とも考えます。表ざたにならない水面下の交渉、議論が主流になれば、公的な会合はもはや「セレモニー」でしかない。当然、回数も減る。そうならないことを願います。議論はなんでもオープンに。なかんずく社会保障に関するテーマは薬価改定も含め、国民、一般に開かれていることが大事だと考えます。

 というわけで今週はこの辺で。

 写真は久々に見た日の出!寒くなってきました。みなさまお身体に気を付けて。素敵な一週間をお過ごしください!

 

 

 

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