「飽くなき誠実性の追求」こそ製薬企業の要諦!回収や副作用への対応が信頼性を左右する!

 

  みなさんお元気ですか?

 東京都は本日からまん延防止措置がスタート。しばらく窮屈な日常が続きます。

 さて新型コロナを対象としたワクチン開発に向け、世界各国の製薬企業が奮闘を続けております。

 しかし、残念ながら薬の開発に失敗はつきもの。最近は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンで製造ミスや副作用が起きて話題になっています。ただ、いち早く製品回収に踏み切ったり、当局に積極的に情報提供しているJ&Jの姿勢は評価すべきでしょう。

 回収や副作用への対応は、企業判断が早いか遅いかで、その後の影響がまるで違う。もちろんないに越したことはないのですが、起きた時の対応がその企業の信頼性、品格を決めるといっていい。

 日本でも製品回収が問題になっていますが、回収や副作用があったからといって即、その企業が悪いということにはならない。回収すべきものは回収し、改善に向けて徹底的に情報を公開する。飽くなき誠実性の追求ーー。それが製薬ビジネスの要諦であります。改めてそんなことを考える今日この頃です。

 写真は都内某所で。こんなに静かで風情のある場所もまだ残っているんだなあと、しばらく感慨に浸りました(笑)それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

 

 

 

 

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