定期的に発生する感染症に備え 国を挙げてワクチン、治療薬の基盤技術を整備すべき!
Posted on 2月 8th, 2021 by IDAKA
みなさん、お元気ですか?
新型コロナウイルスのワクチンがいよいよ国内で接種できるようになります!治療薬開発も世界各国で進んでいます。感染者数も少しずつですが、減ってきています。
しかし、ワクチンは特殊技術が必要で、もともと新型コロナではない他のウイルスワクチンの研究開発、供給で足腰を鍛えたメーカーしか作れません。治療薬も現在、開発中のものは、ほとんど新型コロナとは別の疾患を対象に開発、使用していた薬を、新型コロナに転用するというスタイルです。つまり純粋に新型コロナウイルスだけを念頭に研究開発していたものではないのです。結局、そのメーカーが保有する基盤技術のすそ野が広ければ広いほど、新たに発生したウイルスや細菌性疾患の予防、治療に迅速に対応できるのです。
ただ、製薬企業も株式会社ですから、すぐに収益が出ない領域には中々、手を出したがりません。しかしながら新型感染症の発生頻度は、今後も高まってくると予想されています。しかも発生する時は突然です!!!
日本もワクチン、治療薬の基盤技術のすそ野を広げておく必要があります。これはある種、国家防衛、公衆衛生で製薬企業頼みでは酷だし、いかにも頼りない。国、地方など公的資金も投入し、体制整備を急ぐ必要があるでしょう。
写真は頭上を飛ぶ航空機。どこまで行くのでしょう。まだ本数は少ないようですが、悠然と飛び去って行きました(笑)それではみなさん!素敵な一週間をお過ごしください!!!