中外製薬3年連続増収増益、「小坂ー奥田新体制」が3月下旬にスタート

  みなさん、お元気ですか?コロナウイルスが世界を席巻しております。どこまで広がるんでしょうか?感染力、影響度がわからないのが不気味です。

もうしばらく辛抱すればきっと我らが製薬企業がいい薬を世に送り出してくれるでしょう。ウイルスも生きるために必死で、絶えず変異を続けます。それでも製薬企業は変異をどんどん追いかけて新薬を作り、我々を救ってくれる。そう願っています。それまでは手洗い、うがい、マスクで予防し、この難局をなんとか乗り越えましょう!!!

  さて先週1月31日、中外製薬の19年12月期決算が発表されました。3年連続、大幅な増収増益。20年12月も増収増益を予想するという好調ぶり。そんな中、3月下旬に、永山治会長が名誉会長となって実質経営から退き、小坂達朗社長CEOが会長CEOに、奥田修上席執行役が社長COOとなるトップ人事が発令されます。小坂ー奥田新体制のスタートです。

長く中外の経営を支えた抗がん剤アバスチン、ハーセプチン、リツキサンに、バイオシミラー(特許期間終了後に出る安価な類似薬)が参入し、この先の道は平たんではないかもしれませんが、新薬ヘムライブラの収益最大化、研究開発パイプラインの育成と新薬上市、創薬、診断領域のAI、デジタル化などで乗り切っていく構えです。是非、がんばってほしいです。小坂ー奥田新体制については医薬経済20年2月1日号「経営新体制で中外製薬が挑む世界」で詳報しました。是非、ご一読ください。

  写真は中外次期社長、奥田修氏。56歳。エネルギーに満ち溢れていました。あやかりたいです(笑)それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

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