厚労省の下請け組織PMDAは“書類紛失”の「常習犯」!!!!日本の医薬品・機器の審査体制はヤバイんじゃないか?

  みなさんお元気ですか?先週月曜は祝日でお休みしたので2週間ぶりの更新。お久しぶりでございます!!!

でいささか時間が経ってしまいましたが、これは絶対に書いておかないといかんと思う出来事なので書きます。医薬品や医療機器の承認審査、安全対策業務を厚労省から受託している医薬品医療機器総合機構(PMDA)が重要書類をまたも紛失しました。2月1日付で製薬企業が提出した新薬1品目の安全性定期報告書1冊を「無くしちゃいました。探したけど出てきません。ごめんなさい<(_ _)>」と発表しました。PMDAは17年4月に製薬企業4社の承認申請データが入ったUSBメモリーを「無くしちゃいました(^_^;)」と発表、さらに翌年18年3月に今度は医療機器の承認申請書類を「無くしちゃいました(>_<)」と発表しています。副作用被害者に支払う基金の給付額を間違えて少なくしてしまったりもしてます。

どう思いますか?この組織?大丈夫なんでしょうか?はっきり言ってヤバくないですか?人がやることだから間違えはあるにしても責任ある大組織ですよ。こう度々、重要書類、しかも人の生命を左右する医薬品や医療機器の関連書類を無くしてしまうなんて。ここまで来ると「才能」、重要書類紛失の「名人」とでも言うほかないです。

  実は、この発表の数日前、1月28日には、PMDAの業務について外部の有識者が議論する運営評議会が開かれ、その後、一般紙、専門誌の記者を集めて業務の状況を説明する懇談会も開かれましたが、そこでは資料紛失に付いて一言も触れませんでした。すでに資料紛失の事実はあったのに伏せていたのです。運営評議会と記者懇談会が終わった4日後、2月1日になって二枚のペラ紙で「無くしちゃいました。ごめんなさい(^_^;)」とホームページにしれっとアップしたのです。こういう姿勢にも疑問を感じます。

  時はあたかも厚労省本体が不正な統計調査をして国会で追及を受けている真っ最中です。「これ以上、不祥事で責められたくない」。そう思う気持ちが生じるのも人情でしょうが、PMDAは行政の中枢、厚労省の下請け機関ですからね。状況がよくないからと言って逃げてはいけません。こういう精神性が大いなる不信を生むんです。国民生活に直結する行政機関、厚労省。。。どうなっているんでしょうか?この先どうなるんでしょうか?

  写真は重要書類紛失には一言も触れず、過去の実績を誇らしげに滔々と語るPMDAの近藤達也理事長(1月28日の記者懇談会で。同氏は08年4月から10年以上、理事長を務めている)。

 その下は4枚はJR線の某駅で。こちらはほっこり話。駅職員さん方の粋な計らい。心に響きます。

 それでは皆様、まだまだ寒い日が続きますが、気持ちはホカホカ暖かく!!素敵な1週間をお過ごしください!!!

 

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