日薬連の手代木会長と宮島理事長が、“ピッタリの波長”で、消費税改定を語る!!!

みなさん!お元気ですか?2週連続の3連休で、久しぶりの更新となりました。

 さて、日本製薬団体連合会の手代木功会長(塩野義製薬社長)と宮島俊彦理事長が先週20日、記者会見し、19年10月の消費税引き上げ時に、薬価(医療保険で支払う医薬品価格)を改定すべきと主張しました。薬価は、医療機関の購入価格を調べて通常2年に一回、改定します。前回の改定は18年4月でしたから、普通なら、その次は20年4月なのですが、その間に、消費税引き上げ(19年10月)が入ってくるので、ちと話がややこしくなるのです。

根拠はよくわからないのですが、厚労省は消費税引き上げ前の「19年4月」に改定する構想を打ち出しています。これに対して日薬連の手代木会長、宮島理事長は「なんで消費税引き上げ前に改定するのか。理由がわからない」と反論、「引き上げと同時に10月に改定するのが筋だ」と強調しています。素直に考えて、日薬連の主張の方が正論だと思うのですが。。。この先どうなるか。しっかり取材して見極めたいと思います。

 それは別にして、6月の就任された手代木会長と宮島理事長。ぴったり息があっているなと思いました。言うべきことを、言うべき時に、堂々と、しかも論理的にわかりやすく主張する。会長、理事長の姿勢から、シンプルで力強い日薬連像が浮かび上がってきます。自民党の総裁選も終わり、今後、また社会保障、医療保険、医薬品を巡る政策論争が活発化します。産業エゴを排した日薬連の存在感発揮を期待したいです。

 写真は記者会見で撮影。手代木会長(左)と宮島理事長(右)です。今年は秋を迎えるのが少しばかり早いような気がします。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋。。。と。あんでもかんでも頭につければ、それなりに嵌まってしまうのが秋という季節です。それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

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