厚労省「豊作」の83年入省組が勢揃い!!蒲原事務次官体制がスタート
みなさん、お元気ですか?九州北部を豪雨が襲いましたが、関東は連日のカンカン照り。梅雨らしさがありません。これも地球温暖化がもたらす、異常気象ではないだろうか?と考えてしまう今日この頃です。
さて11日発令の厚労省人事が明らかになりました。事務次官が二川一男氏から蒲原基道氏(老健局長)に交代、優秀な人材が多いといわれる83年入省組が、それぞれ、いい感じのポストに就きました。
保険局長に鈴木俊彦氏(年金局長)、医政局長に武田俊彦氏(医薬・生活衛生局長)、年金局長に木下賢志氏(内閣官房社会保障改革担当室長)という具合です。この年次には、ほかに官房長に樽見英樹氏がいます。樽見氏といえば10年以上前、同氏が新人採用を担当されているときに「面接で最も重視している点はなんですか?」とお聞きしたことがあります。その際、「説明能力です」と回答されました。私が、さらに「説明能力というのは?」とお聞きすると「自分の思いや、実現したいと考えていることを他者にわかりやすく論理的に自分自身の言葉で、説得力を持って伝える能力です」とお答えいただいたのを思い出します。「なるほどお~」と思ったものです。説明能力がない役人なんて、いやですものね。「プレゼンテーション」ではなく、敢えて「説明能力」とした点が、結構大事だったりする気がします。
83年入省組のみなさんは、それぞれ誠実で、キャラが立っています。まさにこの年次は「豊作」です。蒲原新事務次官が、新体制を、いかに切り盛りして、善政を敷くか。注目していきます。
写真は先週、とある企業の方にご案内いただいた老舗の焼き鳥屋さん。焼き鳥、空前絶後のおいしさでした。そして何より、カウンターしかない風情が何とも言えない。写真は四代目が煮込みを仕込んでいる様子。また、是非、行きたいです。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。