ノボノルディスクが郡山工場でCO2排出量を大幅に削減、他社も見習って欲しい!!!

みなさん、お元気ですか?夏のような暑さが続きます。ゴールデンウィークは楽しまれましたか?

 さて今回は製薬企業の環境対策のお話。「健康長寿の延伸」がテーマになる中、製薬企業への期待が高まっています。各社、新薬の研究開発に真剣に取り組んでいます。しかし、研究開発設備、生産設備はどうですか?人を含む生物への配慮は行き届いていますか

糖尿病、血友病分野に強いデンマークの製薬企業ノボノルディスク ファーマの日本法人は2013年に、福島県郡山市にある工場の使用電力を100%バイオマスと風力で調達するという目標を設定しました。

それから5年が経過。オーレ ムルスコウ ベック社長は4月12日の記者会見で、電力消費に伴う総CO2排出量を大幅に抑えたことを明らかにしました。05年を100とするとゼロにまで縮小したそうです。

東日本大震災から早7年、日本のライフライン政策に重大なリスクがあることを知らしめたのですが、人々の記憶から少しずつ薄まっていきます。めまぐるしく変動する経済、政治情勢の波をかぶり、一度止めた原発が少しすつ再稼働しています。そんな状況ですが、ノボにはがんばってバイオマスと風力発電を続けて欲しいです。他の製薬企業も見習って欲しいです。生物が暮らす環境、地球そのもの、さらには惑星まで、思いをはせてこそ、「生命関連産業」ではないでしょうか?

写真は上はノボの資料。下は道端で静かに咲いていたスミレ。それではみなさん。素敵な一週間をお過ごしください。

 

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