うつ病や、ADHDは、生体学的診断、検査法の開発が急務
Posted on 2月 27th, 2017 by IDAKA
みなさん、お元気ですか?1月はともかく、2月も終わりだというのに飲酒機会が減らず(というか自ら率先して作っている(^_^;)、少々、反省気味の今日この頃です。
さて最近、うつ病や、ADHD(注意欠如多動性障害)など人の情動や行動に関わる疾患のメディアセミナーが増えています。第一線の先生や、患者会の方などがお見えになり、毎回、とても勉強になります。企業主催のメディセミナーというと、かつては不安を煽り立てて、通院や、薬物治療に結びつけようとしているのがミエミエでしたが、今はほとんど純粋な勉強会で、ありがたく拝聴しております。
うつ病もADHDも患者数が増加、他者とうまくコミョニケーションできなくなるので、本人、家族のみならず、社会的損出も大きくなります。しかし、いつ発症したか。どんな治療をするか。どの段階で寛解(治癒)というか。患者の感覚と、医師の経験、問診に頼っているのが実情です。そうなると、ついつい漫然と治療を継続する、という状態に陥りがちです。診断、治療の効率を上げるためにも、血液や唾液、遺伝子など、バイオロジカル(生体学的)マーカーを使った診断検査法の開発が急務となっています。診断検査法がしっかりしていないと、治療の効率は上がりませんから。
で、写真は週末。大好きなカフェで。。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。