武田テバ、サンドは日本のジェネリック市場で、外資の優位性を発揮できるか?!

 みなさんお元気ですか?

秋は、ここから11月中頃までが旬です。紅葉も、スポーツも、読書も、もちろん食い道楽も、しっかり楽しみたいもんです(笑)

さて、先週、先々週と、ジェネリック(GE)医薬品を事業の柱とする武田テバファーマ、サンドの記者会見が続きました。テバ、サンドと言えば世界のGE市場で1位と2位。会見を開いたのは、その日本法人です。日本企業が席巻する国内GE市場の中で、外資の強みをいかに活かすか。注目されるところです。

 武田テバも、サンドも全世界に60を超える生産拠点を有しており、ここから日本に製品や原料を送り込めば、日本企業より低コストで日本での事業を展開することができると主張しています。しかし、実際、どうですか?少なくとも、現時点で、武田テバ、サンドの製品が、他社製品と比べて「価格優位性」を発揮しているようには見えない。

記者会見で質問しましたが、いずれも、ぼやっとした曖昧な答えしか返ってきませんでした。

 数か月前、医薬品製造技術の専門家に「海外で作って日本に輸入して販売するという戦略をどう思いますか」と尋ねたら、「それはそれで色々、金がかかるから、そんなにコストを抑えることはできない」と言っていました。果たして、この先どうなるでしょうか。しっかりウォッチして参ります。

 写真は武田テバの松森浩士社長と、サンドのジェイソン・ホフ社長。

それではみなさん。素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

 

 

 

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