PC画面で医師に相談、初診でも「遠隔診療」を認め、診療報酬をしっかりつけるべき!!& MSDの報道見解は「金メダル」!!
自宅に居ながらPC画面上で医師の診察を受け、あとから、必要な薬を玄関で受け取る。そんな時代がいつかやってくる。
医師と患者をPCや、携帯電話など情報通信機器でつないで診療、処方する、いわゆる遠隔診療はかつてへき地や離島でしか認められていませんでした。しかし、昨年8月、厚労省の通知が出て、条件付きで都心部でも認められるようになりました。今年に入ってベンチャー企業が続々と専門のサイトを立ち上げ、サービス提供に踏み切っています。ちょっとした健康上の悩みは遠隔診療で医師に相談すればいい。イチイチ病院に足を運ぶ必要はなくなります。そうすれば、医療機関の混雑も緩和できるし、おそらく医療費抑制にもつながるでしょう。いや、いやかえってアクセスが増えて、医療費はあがるかもしれませんね。どうでしょうか?
ただ、前述したように実施には条件があります。 「初めから終わりまで遠隔診療ではダメ。どこかで必ず医師と患者が直接向き合う対面診療を組み込まなければならない」(厚労省)。 厚労、総務両省政務官の共同懇談会も昨年11月、「初診は原則、直接の対面診療によるべき」と言っています。
要するにちょっとした不調でも、初めて医師に相談する時は、医療機関に足を運べってことです。現在、複数社が提供しているサービスの受け付けは2回目(再診)以降からです。でも、本当は初診が大事なんですよね。「ちょっと調子悪いけど、忙しいし、医療機関に行けば待つだろうから、まあいいや」って、放っておくケースが多いでしょう?初診の遠隔診療に、医師会は消極的だと聞いていますが、認めた方が患者を沢山ゲットできるかもしれないのに。。。。
もっとも、遠隔診療を実施して、医療機関が得られる診療報酬は、電話で検査結果などを確認する場合を想定した電話再診料(72点)と、処方料だけ。対面診療の半分以下になってしまいます。ITベンチャーが乗り気でも、医療機関は二の足を踏んでいるようです。診療報酬を付けて、初診を認めないと「解禁」とは言えません。もう解禁していいんじゃないでしょうか?
あ、それと最近、気づいたのですが、
MSDの報道見解!!金メダルの対応です!!!(クリックで原文)
これ大事ですよ!僭越ながら、飽くまで私の基準で。。。
で、写真は近くの土手で。先週よりも遠く高くなった空。衝動的に少しだけ走って見ました。汗だく(^_^;)残暑は依然として厳しかったです。それではみなさん。素敵な一週間をお過ごしください。