製薬企業の究極のミッションは「疾患の撲滅」!!たゆまぬ転戦が定め!

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   「我々の使命は疾患の撲滅です」

奏効率が90%を超えるC型肝炎治療薬ソバルディ、ハーボニーを生み出したギリアド・サイエンシズ社の幹部が、かつて、そう話しました。感動と同時に、驚きを感じたのを今でも覚えています。

余命伸長、QOL改善は大事なことですが、患者が最も求めているのは疾患の「完治」です。高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病の症状を和らげる薬を、末永く飲み続けてもらったり、余命いくばくもない終末期患者に高額な医薬品を使ってもらうことは、収益面から見て、製薬企業にとって悪くないでしょう。しかし、疾患を「撲滅」したらどうなるでしょう?新薬開発力がない企業は、売る薬がなくなって困ってしまうかもしれませんね。でも、それを敢えて、口にする。ひとつの疾患を「撲滅」したら、次の疾患の「撲滅」に邁進する。その覚悟が素晴らしいと感じました

日本の眼科医、窪田良氏が2002年に米国シアトルで創業したアキュセラ社も、そんな会社のひとつです。「世界から失明を撲滅する」という理念を掲げて、加齢黄班変性などの治療薬開発を進めています。そんなアキュセラですが、先週、08年から続けていた大塚製薬との共同開発が終わりました。臨床試験フェーズⅡb3の結果が良くなかったようです。残念です。しかし、新薬開発には失敗がつきもの。「失明撲滅」の旗を降ろさず、前進して欲しいです。

製薬企業の広報は、このままでいいのでしょうか!?7月8日(金)のセミナー。是非、ご参加ください!!

     

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 写真は都内で。建物の間に飛行機雲発見!!!みなさま。素敵な一週間をお過ごしください。

 

 

 

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