「かかりつけ薬剤師」は、粗製乱造じゃ意味がない!!じっくり時間をかけて患者と信頼関係構築を!
Posted on 3月 22nd, 2016 by IDAKA
みなさん!お元気ですかあ〜!!お久しぶりです。先週は携帯電話がつながらない所に出張しておりましたあ〜。戻ったら仕事で、沢山の留守電が。。。折り返しもできず、大変、失礼いたしました!!!
さて4月から、診療報酬・調剤報酬、薬価制度が変わります。中でも調剤報酬は「かかりつけ薬剤師」の評価点数ができ、医薬分業が新たなフェーズに入ります。2025年の地域包括ケア完成に向け、薬局がどこまで存在意義を発揮するか。大変、重要な時期に差し掛かりました。前にも述べましたが、焦らず、じっくり患者と信頼関係を構築し、真の「かかりつけ薬剤師」になって欲しいというのが、私の考えです。
前回14年の改定時に、診療報酬でも「かかりつけ医」の評価点数ができましたが、あんまり定着していませんね。「かかりつけ薬剤師」も同じで、早々、簡単に普及するものではないでしょう。粗製乱造で、上っ面だけの「かかりつけ」が沢山いても、意味がありません。次回調剤してもらう機会から、私自身も、じっくり向き合って自分の「かかりつけ薬剤師」を見つけたいと思います。詳しい私の見解は、医薬経済16年3月15日号「薬剤師『叩き』は、もう限界」に書きましたので、是非、お読みください。
さて、お知らせです!昨年6月の薬新セミナーに登場いただいたグローバルヘルスコンサルティングの鳥海和輝氏の著作が発刊されました!!
「マンガ 誰でもわかる医療政策のしくみ vol3」(株式会社SCICUS、定価1800円税別)
16年度の診療報酬、調剤報酬改定の内容が、マンガで面白く読めます。実は今回、私、井高も第4章の調剤報酬改定の解説で出てきまーす!!(右上写真)。本日3月22日火曜日、発売。書店で見かけたら、是非、手に取ってみてくださいね!!
それではみなさま、素敵な一週間をお過ごしください!!