消費税軽減税率の導入、年金積立金の損出で、軋む日本の社会保障制度。
Posted on 12月 14th, 2015 by IDAKA
消費税の軽減税率が飲食料品全般に適用される方向になりました。今日、明日の生活だけ考えると、いいように見えますが、これって正しいでしょうか?消費税は「もっとも公平性がある」と言われますが、飲食料品を軽減したら、つましい生活をしている低所得者より、いいものを購入消費する高額所得者の方が、軽減の恩恵は大きくなると言われます。また、税率の軽減で、当初当てにしていた1兆円の財源が吹っ飛ぶので、消費税の投入先である社会保障費へのしわ寄せも大きい。11月末には、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、我々国民の年金積立金の株式投資に失敗して7兆8000億円もの損出を出しているし。そもそも年金積立金を、株で増やそうとすること自体、邪道なんです。◎関連記事⇒コチラ
財源はないわ。年金はますます縮小するわ。高齢者介護の需要が益々、増大するわ。勢い医療費ばかり目の敵にされてしまうような気がします。大丈夫でしょうか?しっかりウォッチしていきたいと思います。
で写真は先週12月11日の不思議な空。水彩絵の具で塗ったような。。。あるいは大きな綿で作ったような。この日、東海地方は朝から気温が上がり、三重県では25度を超える夏日になったそうです。ということで、15年も大詰めです!みなさん、素敵な一週間をお過ごしください!