後発医薬品の薬価論議、「下げろ!」「下げろ!」の大合唱。新規収載も、既収載もマイナスの方向に進展!
Posted on 11月 2nd, 2015 by IDAKA
みなさん、お元気ですか?そぼ降る雨とともに11月最初の月曜日を迎えました。2015年も残すところ後2か月です。
さて16年4月の薬価制度改革論議。先週10月28日水曜日は、後発品の薬価政策がテーマになりました。当初から予測されていましたが、委員の意見は「下げろ」「下げろ」のオンパレード。新規収載品は先発品薬価の「0.6掛け(参入10品目以上は0.5掛け)」から「0.5掛け(同0.4掛け)」になる可能性が濃厚になっております。既収載品の薬価は将来の1本化をにらみつつ、「激変緩和」の意味からかろうじて3価格帯は維持されそうですが、やはりベクトルは、引下げの方向に進んでいます。
後発品の薬価は下がりますが、使用機会は拡大。各社の製品開発、価格競争も一層、シビアになるでしょう。
で写真は10月28日の朝日。日の出とともに起床し、厚労省に駆けつけたましたが、中央社会保険医療協議会の傍聴を求める人たちの行列は、すでに100m近い長さになっていました。いやあ〜、いつもながら常軌を逸した人気です(^_^;)。では皆様、お体を大切に。素敵な一週間をお過ごしください!