ジェネリック(後発医薬品)の公定価格(保険薬価)一本化を、いかに制するか。注目の議論が始まる!!!
みなさん、お元気ですか?今週の木曜日で10月に入ります。ということは今年も、残すところあと3か月!!ひぇーっ!!!!時間は老若男女、万人に等しく公平に与えられているのに、年を重ねるごとに「ちょっ、ちょっ、待ってよお~!ウソだよね?そんなはずないよね?!ね?」って確認したいくらい、速く感じるのはなぜでしょうか?50歳の1年は、人生の50分の1ですが、5歳の1年は5分の1。なんで、5歳の頃「10日」と感じていた時間が、50歳になると「1日」に感じてしまうんだって(^_^;)。これを心理学的には「ジャネーの法則」というんだそうです。なんとなく説得力あると思いませんか?この法則によれば、実は速くも遅くもない。結局、「気のせい」ってことにしてもいいみたいです(笑)
まあ、それはともかく、16年4月の診療報酬、薬価制度改革もあと3か月で、片を付けないといけません。公開討論の大舞台、中央社会保険医療協議会(中医協)今秋から急速に議論が進展します。医薬品関連の制度政策論議は、「後発医薬品(ジェネリック=GE)の使用促進」が「台風の目」になって、全ての政策論議を巻き込んでいきます。
GEの業界団体、日本GE製薬協会が、今週、中医協で意見陳述します。医療保険からの支払われるGEの公定価格(保険薬価)は、今、低、中、高の3段階に設定されていますが、中医協内は「GEは製品として、効能効果が、みんな同じなんだし、医療機関には公定価格よりも安く売っているんだから、低、中、高の3段階なんて煩わしいことをやめて、公定価格は一本化してしまえ」って意見が多いです。これに対してGEの業界団体は「確かに医療機関には公定価格より安く売っている。けれど、企業によって価格はまちまち。製品も、飲みやすくするために剤型を工夫したり、飲み忘れにしないように包装を工夫したり、各社が、それぞれ努力してんだから、その努力は認めて欲しい。『みんな同じなんだから、公定価格も一本化』というのは乱暴だ」という立場です。でも、一度、議論の遡上に載ってしまうと「現状維持」は許されない。どうあれ、自らの身を切る新たな提案が求められているのです。関係者は、いま、おそらく背水の陣で、準備を進めておられることでしょう。己(オノレ)も、身を引き締めて真摯に取材に臨みます。
で、写真は新宿三丁目のブルックリンパーラー。行くと毎回、行列で、見送ってたんですが、先日、並んでようやく入れました!!!なかなかいい感じでした(^_^;)
急に肌寒くなって来ましたね。行きつけ飲み屋のマスターの粋な一言を紹介します。「秋の深まりは、夏より早いよ」。。。それでは、みなさま。穏やかで素敵な楽しい1週間をお過ごしください!!!