「遺伝子編集」「iPS細胞」で、神の領域に突入した我々、人類は、どこに行くのか?!
Posted on 8月 17th, 2015 by IDAKA
みなさんお元気ですか?ザーッという雨音で目覚めた月曜の朝。静かな雨がカラカラに乾いた地上を癒すように降り注ぎます。
さて今回は技術革新のお話。とうとう、そこまで、やっちまったかあ〜!!と、つくづく思うのが最近、話題になっている「遺伝子編集」という技術。すでに実験動物で実証済みで疾患研究、医薬品の研究開発に使われているそうです。簡単に言えば、特定の遺伝子を切断して、生命の特定の機能、部位を増強したり、無くしたりすることができる。理論的には、脳や、筋肉を、通常のヒトの倍にした「カスタマイズド・ベイビー」を生み出すことも可能です。まさに、人類の科学技術は「神の領域」に介入してしまったのです。
原子力にせよ、iphoneにせよ、私たち人類は、一度発見した技術を封印したり、捨て去ったりすることはできません。そういう性なのです。技術は前に進むばかりで、後戻りはない。「遺伝子編集」。私たち、人類は、この技術を、どこまで許容し、応用すべきでしょうか。iPS細胞でノーベル賞を取った山中伸弥教授は「倫理的な議論が、科学技術の進展に追いついていない」と、危機感を示していたことを思い出します。研究者や政治家など、一部の専門家だけにまかせていればいいという問題ではありません。私たち一人一人が、真剣に考え、議論する時代なのです。
で、写真は池袋西武。ちょっと前にブログで、書店リブロが撤退すると、愚痴をこぼしましたが、な、な、なんと三省堂が引き継いでいました!!ひゃほーい!うれしい!!では、皆様!素敵な一週間をお過ごしください。
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