「新薬モドキはいらん!」「売れたら下げろ!」「MR活動を見直せ!」と、薬価算定組織が言いたい放題

IMG_1052 みなさん!元気ですかあ?夏真っ盛り!どうですか?この暑さ。とろけそうです(笑)

さて16年度薬価制度改革を前に先週7月22日(水)、厚労省の専門家集団、薬価算定組織が改革に関する意見を公表しました。ところが今回は、例年になく、かなり踏み込んだ内容になっています売り上げが大きくなったら、問答無用に薬価(医療保険から給付する価格)を下げろ!とか、後発品対策だけのために既存品の化学構造式をちょっとだけ修正した新薬は薬価を低くしろ!とか、MRによる過剰な影響・宣伝活動を改め、真に医療に貢献しろ!とか。。。。これまでの提案(意見)には見られないほど「先鋭化」した文章が目立ちます。薬価算定組織の役割は、現行ルールに基づいて適正に薬価を算定し、専門的な見地から問題点を指摘することにあると認識しておりますが、今回の意見は、文章の端々から、製薬業界に対するエモーショナルな苛立ちが垣間見えるようです。算定組織の本来の位置づけから逸脱しているようにも見えますが、製薬業界は、保険薬価という側面から見て「まだまだ緩い」と受け止められているのです。年末までの議論は、製薬業界にとって、かなり厳しい流れになりそうです。

もうひとつ。お知らせです。来る9月11日(金)、製薬企業向けのセミナーで講演とパネルディスカッションの座長を務めます。このところ製薬業界に対する世間の目は「儲けるために疾患を作っている」「効かない薬を作っている」「不都合なデータを隠している」など、ネガティブな見方ばかりです。そんな中、製薬企業は、国民、患者とどう向き合うべきか。私見を交えてお話します。また、パネルディスカションでは、各社の皆様と、新時代に向けた戦略的くすり相談室のあり方を探ります。主催は、製薬各社のくすり相談窓口業務サポートするIT企業テクマトリックス。セミナーテーマは「戦略的くすり相談室への道(仮称)」。

ナント!このセミナーへの参加は無料です!!

どしどしお申し込みください。

 で、写真は都内のとあるレストランで撮影。ずっと前から、食べたかったサラダ!!先日、ようやくTRY。いくつもの野菜とチキンを細かく切って、特性のドレシングで和えています。ヘルシー&ボリューム満点。サイコー!お腹いっぱいになります。では皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

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