先発企業が自社品の価格を後発品並みに下げれば、オーソライズドジェネリックなんか要らない!!!
Posted on 7月 13th, 2015 by IDAKA
おはようございます!トロけてしまいそうなしまいそうな熱さです。
さて先週、とある業界の大先輩が、特許が切れて後発品が参入する前に、先発品企業が自社製品の製造販売を子会社や提携企業に委ねるオーソライズド・ジェネリック(AG)戦略について「なんで必要なのか?まったく理解できないです」って話していました。国民に安価で品質がいい医薬品を提供するなら、わざわざ他社に製造販売を委ねなくても、自社製品を後発品並みに安くすればいい。そうすれば、後発品も、AGもいらない。そういう論理です。
確かに、その通りだな、と思いました。国民視点で考えれば、先発企業が、特許切れ間際の自社製品を、後から出て来る後発品並み、それ以下の価格で販売すればいいわけです。そういうの。やって欲しいですね。本当に。。。。もっとも、今は、先発企業が、いっくら安く売っても、後発品に一定シェアを明け渡さないと、薬価を下げる(Z2)ルールがありますから、やりたくてもできないかもしれません。先発企業が自社品を安く売ることを念頭に置けば、Z2ルールも考え物ですね。
で、写真は新宿西口ロータリー前にあるモニュメント「新宿の目」。彫刻家の宮下芳子さんが制作し、1969年に新宿スバルビルの壁面にはめ込まれたそうです。ぐるぐる動いて見えるんですよ!!もう40年以上、道行く人を見つめている訳です。すごい!それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください!