バイオ後続品の開発ガイドラインを即刻、見直すべき!!!
Posted on 4月 20th, 2015 by IDAKA
微生物や動物細胞を使って生産するバイオ医薬品は効き目も確かですが、価格が高い。だから特許が切れたら、比較的安価で、同様の効果を発揮するバイオ後続品が出て来ることが期待されています。
昨年末、日本化薬が田辺三菱製薬の関節リウマチ治療薬レミケードのバイオ後続品を投入、その他の分野でも、数社が開発を進めています。間違いなく医療費適正化につながるので、超党派の国会議員がバイオ後続品の普及促進に向けた連盟を発足、慶応大の黒川達夫教授の呼びかけで、製薬企業と行政も勉強会を発足させました。当初、後発品メーカーにバイオ後続品を開発しろ、開発しろって促す声がありましたが、高度な生産技術を使うので、各社は尻込み。やはり実際に開発を進め、主導権を握るのは、新薬メーカーのようです。しかし、厚労省が作成した開発ガイドラインは09年以来、修正無し。運用面でどう解釈すべきか不鮮明な点も多く、開発メーカーは苦労しているようです。できるだけ早く現状を反映し、使いやすい形に改善すべきでしょう。
で、写真は京都、河原町。鴨川を渡っていると向こうに、各部屋の様子が見える建物が。。。どうやら和食レストランのようです。ちょっと暗いですが、わかりますか?ミニチュアのようで、可愛らしいですね。では皆様、素敵な一週間をお過ごしください。