MRは「情報提供」だけでなく、「情報収集」でも、もっと活用すべきだ!

Exif_JPEG_PICTURE  みなさんお元気ですか?2014年夏も中盤を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。

というわけで、己(オノレ)は、ちょっと暑さでやられた頭で、業界の方々と暑気払いと称して連日、ビールを飲んでます。先日は、ベテランMRの方と一献。。このブログでも紹介したように、日本のMRは減ると言われながら、全然、減っていない。今後どうなるか?その方は「やっぱり今後は、正社員ではなく、どんどんコントラクトMRに外注するケースが増えるんじゃないか?」と予測し、自らの行く末に不安感、危機感も抱いていました。しかし、己は、MRという職能にはまだまだ未開の領域があるんじゃないかと思っています。MR(メディカルリプレゼンタティブ)は「営業よりも、もっと医薬情報提供に力を入れろ」ということで、90年代初頭に、かつてプロパーと言われた営業マンを衣替えして生まれた職種です。で、ここ20年近く、医療機関への医薬情報提供重視で活動を続けてきた。でも、その活動も、そのうち「プラトー」に達し、結果、MRが減ると。。そういうのが一般的な見方です。確かに医療機関をターゲットにした医薬情報提供は、いつかプラトーを迎えるかもしれません。しかし、社内に対してはどうでしょうか?毎日、医療機関で臨床医と向き合っているMRは、ユーザーからの声を直接吸い上げる「情報収集」の担当者でもあるのです。収集した情報を、社内の研究開発セクションに提供するというのも、MRの仕事として、もっと重視していいのではないでしょうか?「営業気質」のMRと、「学者気質」の研究開発担当者が直接向き合って議論を交わす。そんな場があってもいいのではないでしょうか?全く性質が違う者同士が向き合えば、発想がスパークして、新たなイノベーションが生まれるかも知れません。と、ベテランMRに話したら、キンキンに冷えたジョッキの霜を指で払いながら、「まあ、それに似たようなことはどこもやってますけどね」とつれない返答(苦笑)。。。

めげずに、まとめますとMRには「情報提供」だけでなく、「情報収集」で、もっと活躍する機会を与えるべきではないかと。そんな風に思うビヤガーデンの夜でした(笑)

写真は、近くの公園で撮影。ジーッ、ジーッと鳴くセミ。嫌でも夏の暑さを増長させますが、日本の夏はこれがあってこそ。しかし、この夏もあと1か月くらいでしょう!その後、秋が来て、きっと暑い日々の色々な出来事を、懐かしく振り返ることでしょう。だから、みなさん、今のうちに思いっきり夏の暑さを満喫しましょう!!!素敵で楽しい一週間をお過ごしください!!

 

 

 

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