後発品新目標?実質延長じゃない?
Posted on 4月 8th, 2013 by IDAKA
厚労省は後発品使用の新目標を「17年度(18年3月)末までに60%」と設定しました。これは特許が切れた医薬品市場、要するに後発品への置き換え可能な市場を分母にしていますから、全市場を分母に計算し直すと34.3%です。何のことは無い07年に設定した「12年度(13年3月)末までに30%」という目標数値に、4.3ポイント程度しか上乗せしていません。で、いまの後発品割合は大体、全市場の25%(置き換え可能な市場の45%)前後なんで、結局、前回目標はクリアできなかったということになります。日本製薬団体連合会の内藤晴夫会長は「現状について十分な検証がないまま、新しい目標を作るのはおかしい」と指摘しています。しかし、長期収載医薬品に頼らざるを得ない新薬メーカーの現状からいうと、むしろ、この程度の数値目標jで済んでよかったと言えるのではないでしょうか。今度の目標数値は「上乗せ」といってもわずか。目標達成期日の「延長」というに近いレベルだと思います。
で、写真は己(オノレ)の腕時計。オメガジュネーブダイナミクス、70年代のアンティークウオッチ。今日も、機嫌よくカチカチ時を刻んでいます。5年前に、ちょっとがんばって購入、それ以来はどこにでも一緒に、行く己(オノレ)の相棒になりました。なかなかイカシタ奴です。で、今日は台風の後、気持ちのいい快晴です。やほーって叫びたくなります(笑)。それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。