下手なコンパニオン診断ならいらない!!
Posted on 11月 5th, 2012 by IDAKA
今年5月に登場した非小細胞肺がん治療薬ザーコリ。遺伝子検査で予め効く患者を絞り込む、いわゆるコンパニオン診断と同時一体的な承認となり、「これからの分子標的薬の模範的な道筋を作った」と賞賛を浴びました。己(オノレ)もアチコチで、そう書いてきました。しかし、ことはそんなに単純ではないようです。日本で唯一認められているFISH法という検査が、滅茶苦茶高いうえ、患者さんの身体から組織片をとってこないと、検査できないんだそうです。要するに、ザーコリが効くか効かないかを調べるには、がんで弱った患者さんに相当大きな経済的、身体的な負担を強いることになるのです。埼玉医大の萩原弘一教授が「下手なコンパニオン診断ならいらない」と、臨床現場の苦悩を訴えています。詳しくは11月5日付けのRISFAXをご覧ください!!!⇒http://www.risfax.co.jp/
で、写真は渋谷ヒカリエビルの喫煙ルーム。外側から撮影。己はタバコを吸いませんが、なんだか綺麗で、入ってみたくなる。では、みなさん寒くなってきましたが、元気に行きましょう!!!