日調が長生堂買収、後発品の販売と購入機能を一社で保有して問題はないのか?

大手調剤薬局チェーン、日本調剤が老舗の後発品メーカー、長生堂を買収しました。調剤薬局ビジネスも今後、厳しくなりそうで、大手調剤チェーンは最近、どこも非調剤部門を強化しています。先日、クオールがMR業務請負サービス(CSO)の老舗アポプラスステーションを買収したのも、その流れです。買収といえば、2社が一体になることによる「相乗(シナジー)効果」が重要です。しかし、調剤チェーンの非調剤業種の買収は、いまひとつシナジーが見えません。もっとも、日調の場合は見えやすい。「後発品使用促進が国策となる中で、生産販売、薬局調剤の双方で、どんどん後発品を使って収益を上げる」ってとこでしょうか?しっかし、いまは後発品を使用すると、調剤薬局にはご褒美として、医療保険財政から「加算」が与えられます。後発品メーカーも、国が色々と、環境を整備してくれるので、成長しやすい。自社の後発品ビジネスを強化して収益を上げ、それを受け入れる調剤薬局が「加算」で収益を上げる。要するに、一社が販売(後発品ビジネス)と、購入(薬局)の双方を同時に実施して利益を得る。そこに問題ないのでしょうか?己(オノレ)はなんだかマッチポンプのような気がしますが・・・。本来、販売と、購入は別々であるべきではないでしょうか?会社法人として別々でも、同じグループでは意味がありません。

で、写真は中野ブロードウエイのビル内で撮影。ちっちゃい子達の絵画コンクール。みんなかんわいいー!!何の屈託も無く、楽しそうですね!子供達よ。健やかなれ!それではみなさん。素敵な秋の一週間をお過ごしください!!

 

 

コメント

現在のコメント

コメントを書く

 
  (公開されません)
 
 
 
 

 
© 2024 薬新プラザ|医薬品業界の「本質」を発信するサイト