GE学会・武藤正樹代表はホントに促進派なのか?

  

 先週16日、国際医療福祉大大学院の武藤正樹教授の講演を拝聴しました。いつもながら、ビートたけし張りの名調子で後発品使用促進を訴え、聴衆を沸かせていました。武藤氏によると、同大学の三田病院が院内で使う医薬品を後発品に切り替えたら、年間2億円程、コストを削減できたそうです。武藤氏といえば、日本ジェネリック医薬品学会の代表理事。しかも三田病院の副院長ですから、率先して後発品を使用するのは至極、当然のことです。ところが、同院の使用医薬品で、後発品に置き換え可能な医薬品は約600品目もあるのにもかかわらず、実際に切り替えたのは65品目だそうです。要するに切り替えているのは1割程度。しかも同院の年間医薬品購入費は50億円っていうんですから、削減効果は5%もない。これって「後発品使用促進を率先して実施している」って言えるんでしょうか?なんだか腑に落ちません。武藤氏のブログ⇒http://mutoma.asablo.jp/blog/2012/10/16/6604414

で、動画はビリー・ホリデー「オータム・イン・ニューヨーク」。数年前、NYに語学留学した時。ちょうど秋でした。9月に到着した頃はものすごく暑かったのに、10月には入ったら急速に寒くなって、びっくり。しかし、セントラルパークは、明るく優しい光に溢れていました。くうっ~、また行きてぇ~!!それではみなさん。素敵な一週間をお過ごしください!

 

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