薬の「価格」は同床異夢

  中医協薬価専門部会で、いわゆる長期収載品(特許が切れた先発品)と、後発品の価格をどうするかをテーマに議論が進められています。「じゃあ、海外ではどうなってるんだ」ということで、先週18日、学識経験者から意見を聞きました。しかし、つくづく思うのは薬価関連論議では「価格」という言葉が、ホントに紛らわしい。日本の場合は「保険償還価格」と、「卸の医療機関納入価格」がありますが、米国は自由取引なんで「卸の医療機関納入価格」しかありません。それを同列に論じること事態、ちょっとおかしいんですよね。それぞれの立場、思惑で、「価格が安い」「高い」というもんだから、毎回、議論が混乱して出口が遠ざかる。きちんと、「保険償還価格」と、「卸の医療機関納入価格」に分けて、どうあるべきか。別々に議論すべきだと思います。

で、写真は赤羽の名店「まるます家」の風景。仕事を片付け週末、ちょっと一息。鯉のあらい、つぶ貝、ネギぬたで、大ジョッキ一杯。したら、隣の常連さんが「君ね、ここ来たら、これ頼まにゃいかんよ」と、さつまいもの唐揚げと、サッポロラガービール(レアだそうです)を一杯注いでくださった。まさに、吉田類の酒場放浪記そのもの(笑)http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/ いい感じです。ではみなさん、今週も元気に楽しく参りましょう!

 

 

コメント: 3

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いつも興味深く拝見させていただいております。

酒場放浪記は、吉田類ですよね?

 
 

いきなりすいません。
吉田類ですよね?

 
 

その通りです!ご指摘ありがとうございます。
吉田類さんです。コメント遅れてすみません。
あの番組、なかなか好きなんですよね!!
いい酒場があったらご教示ください。

 
 

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