都道府県にGE使用目標は「意味無し」?
Posted on 7月 17th, 2012 by IDAKA
社会保障審議会・医療保険部会で議論している医療費適正化論議で、後発品使用促進の目標を都道府県ごとに設定すべきという意見が出ています。で、ある人から、「実現可能性が大きい」という情報を得て、先週、厚労省の保険局総務課や、医政局経済課を取材して回りました。しかし、どうも、そういう感触は得られませんでした。「後発品使用は、病院から出る一般名処方せんや、診療報酬による政策誘導に左右される。都道府県に目標数値を課しても、あまり意味が無い」というのです。確かにそうかも知れません。しかし、後発品使用については、都道府県格差が大きいのも事実です。地方は進んでいるが、大都市が進んでいない。人口が多い大都市で、使用が進めば、数量シェアは一機に高まると思うんですが。。都道府県格差をどうするか。目標設定は、ともかく、今後の課題になるでしょう。
で、写真は近くの広場で。小さな噴水で、おチビ達が遊んでいました。うだる猛暑の中、キャッ、キャッと走り回って、もう元気、元気!己(オノレ)も一緒に遊びたくなりました(コラ、コラ、危ないですから!)。代々木では原発反対集会で10万を超える人が集まったとか。昨年の今頃は、脱原発デモと聞けば、どこにでも顔を出していたのに、今年は日常に追われ、めっきり腰が重くなりました。でも、10万。いつも人任せで、発言しないと言われる、この国の人々ですが、まだまだ捨てたものではありませんね。それではみなさま、素敵な一週間をお過ごしください。