変化する日本語。が、しかし・・・。
言葉は時代とともに絶えず変化する。それが証拠に、平安時代の文章なんて、そのまま読んでも全く意味がわかりません。だからこそ、学生時代、古典なんて科目があった。で、現代でも、言葉は、少しずつ変化してんだなあ、っと感じることが時々あります。それはそれで人の世の自然な流れなんだあ、と思っています。しかし、数年前から、聞くようになった「真逆」って奴。こいつだけはどうも許しがたい。果たして、野放しでいいのか?って気になる。そもそも「逆」という状況に「真」とか、「偽」とかがあろうか。要するに、漢字の意味として組み合わせが、成立しうるのか??「真っ逆さま」の略語って言うなら、少しはわかる気がする。けど、意味が違うでしょうが?「正反対」ってなんで言えないの?「マ・ギ・ャ・ク」「ま・ぎ・ゃ・く」・・・。だなんて。。。響きがキッタナァーイ!!くぅーっ!おっさん(己)、鳥肌立ちます。書くのもはばかれるわい。ところが、小奴。すでに、日本全国に、出回って、定着してしまったようで、手にとって購入した新刊を、「いい本だなあ。この著者なかなかなかな人だなあ」って、関心して読んでいると、突然、出没!!!ってなこともしょっちゅうで、油断も隙もありゃしませんぜ。広辞苑には、まだ載っていないけど、載るのも時間の問題かも知れません。ああ、嘆かわしや、金田一春彦先生!!。そういえば先生は「患者さま」という呼称も、「日本語の使い方として適切ではない」と断じておられましたね。。。って己(オノレ)ごときが、憂いたところで、どうしようもない。時代の流れだ。あきらめるしかない。せめて己だけでも、使わない。と、小さなレジスタンス(抵抗運動)を密かに誓う。同じことを言うなら断固、「正反対」。己は一生、「正反対」で、通したあ~い!!いや通してみせる!!あ、前回に続き、今回も、また、オヤジのつぶやきになってしまいました(笑)失礼!!
で、写真は快晴の東京。八重洲口の高層ビルから撮影。右側の真ん中あたりにスカイツリーが見えます。だからどうしたって?とくにどうということはありません(笑)ちょっと、写真がおざなりになってきた今日この頃。がんばりまっす!それでは皆様、よい一週間をお過ごしください!!