セレコックスとロキソニンは「違う」!?
昨日14日の中医協薬価専門部会。日米欧業界4団体の意見陳述は各紙に報じられている通りですが、市場拡大再算定で、意味深な発言が飛び出しました。今回は、市場拡大再算定の対象品と、薬理作用が類似しているという理由で、一緒に、価格引き下げを受ける、いわゆる「共連れ」製品が、どこまで広がるかが焦点になっています。どうも、アステラス製薬の消炎鎮痛剤(COX2選択的阻害薬)「セレコックス」(一般名=セレコキシブ)は市場拡大再算定が、避けられないようなんですが、じゃあ、この薬の“薬理作用類似薬”はどこまでなんだ?というのが焦点のひとつです。「プロスタグランジン生合成阻害作用」に着目すれば、アスピリンやロキソニンまで「共連れ」の引き下げを受けますが、「COX2選択的阻害」に着目すれば、セレコックス以外になく、他製品には広がりません。そうした中、安達秀樹委員(京都府医師会副会長)が、昨日、議論の流れの中で「セレコックスとロキソニンと違う(薬理作用類似薬ではない)ということを、臨床上の評価を踏まえて、この場で、検証することが大事だ」と言ったんです。ってことは、セレコックスの「共連れ」はない?どうなの?どうなの?何とも、悩ましい発言でした(>_<)
で、映像はマーティン・ソルヴェグの「ビッグ・イン・ジャパン」。アングロサクソンから観た東京。かなりストレンジ(奇妙)。からかわれているようで、おいおいって言いたくなる。だけど、笑っちゃう(プッ!)。あ、おいおいって言えば・・・・。12月5日のブログに掲載したクリスマスツリーの写真。ホテルのロビーに寝転んで撮ったんですが、医薬経済の市川くんが、そのあられもない己(オノレ)の姿を激写。ついにRISFAX電子版の記者コラムに、UPしやがった!!こらこらあ~!しばらく、街も歩けないし、きっと一生、お嫁に行けない・・・(T_T)(当たり前!)。つか、記者コラムの写真と、ブログ写真を合わせてみると、面白いかもです。会員の方、どうぞお楽しみください。http://www.risfax.co.jp/