薬価、許認可で大胆な提案

 元万有製薬(現MSD)の社長、会長を務めた長坂健二郎氏が共同執筆された「成長産業としての医療と介護」(日本経済新聞出版社、税抜き2400円)が発刊されました。昨年も、東洋経済新報社から「日本の医療制度」という壮大なテーマの著作を発刊され、読んだら、ものすごく斬新な発想で現行制度を批判し、改善策を提案されていた。こりゃ一回お会いするしかないだろう、ってなことで、今年9月にインタビューさせていだきました。【医薬経済10月15日号掲載⇒http://www.risfax.co.jp/product/iyaku.html】そして、今回、共著という形で新本を発刊。ご引退されて、数年経ちますが、現状認識や将来予測、改善策に関するお話は、きわめて論理的で、シャープ。現役実務者にはない、柔軟な発想で、大胆かつ斬新な提案を打ち出しております。長坂さんは第5章「日本の医薬品産業をどう発展させるか」を担当、医薬品の許認可制度、薬価制度を根本から問い直す新たな提案を披露しています。長坂さん曰く、「近い将来、自動車、電機などに並ぶ、日本のリーディング産業に育って欲しいとの願いを込めて本章を書きました」。是非、ご一読をお勧めいたします。

写真は長坂さんの共著と、スタバのカップ。皆さま。寒くなってきました。ご自愛ください。

 

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