武田・長谷川社長、経済同友会でも論客ぶり発揮!!
今年4月、製薬業界出身で初めて経済団体のトップ(経済同友会・代表幹事)に就任した武田薬品工業の長谷川閑史社長。概ね月2回の同友会の記者会見でも、相変わらず歯切れの良い物言いで、論客ぶりを発揮しています。当然、発言の範囲は、政局、予算、税制、エネルギー政策、社会保障、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)などなど、多岐に渡る。製薬ビジネスに止まらない幅広く、深い見識がないと務まらない。あれから4か月、どうされているかと、同友会のHPで、会見の模様を拝見、そうしたら、記者の質問にズバズバ応えていて、小気味いいじゃないですか?!なかでも原発問題での発言は圧巻です。短期的には「全面廃止は不可能」との立場で、安全性を十分確認したうえで、国の責任で再稼動するよう要請しているものの、日本経済団体連合会の米倉弘昌会長のように、捨て鉢な「原発推進論」を展開したりはしない。代替エネルギーの促進を「国会として当然、考えなければならない」とし、原発依存率を徐々に減らしていく、「縮・原発派」の立場を表明しています。それから社会保障。「高齢世代が自ら拠出した額の何倍もの年金を受け取って生活している一方、若者達の将来は何も担保されないというのでは抜本改革に値しない」とし、高齢者の受益にもメスを入れるよう主張しています。延命を図るために、金持ちの高齢者や団塊の世代には大甘で、突然、人気取りで矛盾だらけのことを言ったり、ごもごも当たり障りのないこと言っている政治家に比べたら、よっぽど国士に見えますよ。ノブレス・オブリージュ。大いにご活躍いただきたい。期待してまっせ!!動画は経済同友会の記者会見模様。ちと古いが、長谷川氏の主張がふんだんに盛り込まれた7月5日分です。そのほかは、ここにアップされています。⇒http://www.doyukai.or.jp/chairmansmsg/summary.html
んでもって写真は、新宿東口のワイアードカフェで撮影。薬新の移動オフィスは最近、スタバよりワイアードの方が多くなりました。PC使えるし、アメニティもいい。BGMは概ね「良し」、時々、「?」。写っている飲み物は「パープル・ヘイズ」。バナナと、ブルーベリーをミックスしたヨーグルト味。結構、うまかった。おそらく、ジミヘンも納得。
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