アクトスの「ハンパな」使用制限

  フランス当局から始まり、ドイツに波及したアクトスの使用制限。武田薬品のビジネスにとって確かにマイナスでしょう。欧州医薬品庁(EMA)も対応を検討しているので、EU加盟国内では、今後も同様の措置が広がるかもしれません。しかし、この使用制限。なんだか、中途半端だと思いませんか?ご承知の通り、新規患者への投与を禁止するというものですが、代替品はあるのに、現在、使用中の患者への投与を禁じていません。注意喚起以上、危険信号以下、いわば「黄色」と「赤」の中間、「橙色」信号です。普通、信号は3色なのに、珍しい4色目が出てきちゃった。いま一番困っているのは臨床現場の先生方でしょう。早速、日本糖尿病学会が厚労省に、迅速な情報提供を求めました。そもそも使用制限の理由は、膀胱がんの発症リスクを高めるとのことですが、研究手法は、過去に遡って検証する後ろ向きのコホート。これだと、インスリンやSU剤でもリスクは高く出るかもしれませんよ。統計データの詳細が、わかりやすく公表されない限り、措置の妥当性がいまひとつ理解できません。それになぜ、いまフランスで出たのか?武田の営業マンに「何かポリティカルな力が働いているのではないでしょうか?」と聞いてみたら、「あなた、かんぐり過ぎ!」と一蹴されましたが(笑)いずれにせよ、米国FDAはいまのところ、ラベル改訂のみ。欧州とは一線を画しています。日本は不動です。日米欧当局のスタンスに違いが出ているのも興味深い。しばらく目が離せません。                                                                  で、写真は年齢、性別、職業を超えた己(オノレ)のソウルメイト、おきあゆ。この人すごいんです!なぜか?その理由を説明します。まず彼女の向かいに座って、生ビール(中)3杯とウーロンハイ1杯を飲みます。で、いい気分になったところで、下を向いて自分の目を掌底で押すようにグリグリこすります(少し痛めに、、)。そして、素早くパッと顔を起して、彼女を見ます。そうすると、な、な、なんと、堀北真希に変身しちゃうんです!!!(笑)つか、結構マジで。(・。・)

 

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