消費税引き上げに思う
Posted on 6月 6th, 2011 by IDAKA
政府の社会保障に関する集中検討会議。とうとう消費税引き上げを明言しました。もともと自民党時代から言われていたことで、問題は、いつ誰が言うかでした。震災の復興対応や、一連の外交問題でのガタガタぶりで、己(オノレ)は菅総理をまったく評価しません。が、昨年の選挙前から、しきりに言っていた「消費税引き上げ」を、公的な文書に明記したわけですから、本人はさぞご満悦でしょう。しっかし、5%から10%といったら、倍ですよ。己のようなスタイルで、働くものにとっては痛いです。そもそも消費税引き上げは「いまのままの社会保障を維持するなら」が前提。しかし、それについて、過去にどれだけ議論があったでしょうか?ほとんど無かった気がします。己はこう考えます。「病気にならんように注意するから、負担は少なくしてくれ。当然、病気になったら、給付も低くていい。自腹を切る。だから消費税上げないで」と。。あるいは、いくつかのメニューを作って選択性にして欲しい。社会保障だからと言って、国民の給付と負担を強制的に一律にする時代ではない。もはや国民も、それほど国に期待していないし、寄りかかる気はないでしょう。つか、期待したいし、寄りかかりたいけど、無理だとわかっている。だから、自由の幅を広げてくれ。そんな風に思っています。
で、写真は近所の空き地で撮影。調べたら、立葵(タチアオイ)という花のようです。土砂降りの雨の中、真っ直ぐ立って、艶やかな花を咲かせていました。凛とした、それでいて柔らかで、優しい雰囲気がイケてます。