医師会の「空虚」な論拠
日本医師会が先週18日の中医協で、医療経営実態調査と薬価調査の実施に反対しました。医師会は12年度の診療報酬、薬価改定の延期を主張していますが、「調査が実施されれば、そのまま改定につながってしまう」と考えての反対です。しかし、あきれてしまうのは、医師会の主張に全く説得力がないという点。ディベートとしての戦略、戦術も今のところ何にも見えません。「東日本大震災の復旧までには、まだ時間がかかる。いまは復旧に全力を注ぐべきで、調査を実施する時期ではない」というのですが、逆に「震災後の実態を正確に把握するためにも、調査を実施すべきだろう」と突っ込まれたら、手も足も出ない。改定延期にしたって、「いま実施すればプラスどころか、マイナスは必至。だから嫌なのだ」と、本音を言うわけにも行かない。かといって誰もが納得する大儀名分も打ち出せない。だから、一般の人から見て、わかりにくいことこの上ない。 とは言え、医師会の主張の実現に打開策がない訳ではありません。これから議論する第二次補正予算で、被災地に限定して診療報酬を厚くする特別改定を前倒しで実施するのです。「被災地での医療のモチベーションを上げる」という目的で押せば、結構通るかも知れませんよ。これが通れば「被災地限定とは言え、小規模ながら財源を使って前倒しで改定したんだから、12年度の通常改定は延期しましょう」と。こうなる訳です。医師会の先生方。どうです、この戦略?結構いいでしょう?エヘン。(自画自賛)
で、写真は沖縄県宜野湾市出身、平野修一郎くん。20日夕刻、ある企業の勉強会で講演させていただき、そのまま同社東京支社のみなさまの飲み会に参加。それが、ものすごくアットホームで、良かったあ~。上から下まで和気藹々のいい雰囲気なんです。おそらくトップのお人柄でしょう。終了後、至福感に包まれたまま、帰路に着きましたが、まだチト最終電車まで時間ある。てんで、実践英会話道場(己が勝手に命名)、British Pubへ。ところが、この日はなぜか、外人少な!!で、隣にいたのが彼。平野くん。気さくな人柄で、色々、話して盛り上がったんです。しかし、聞くと、な、な、なんと22歳。しっかりしてます。あまりにイケメンだったから、一枚お願いしてパチリ。で、己はバリバリのストレート。あっちの気はありません(笑)。念のため(^ ^;)あ、あと、左の写真との比較は絶対禁止!!(笑)