石巻市でボランティア
宮城県石巻市で、4月28~30日の3日間、ボランティア(VT)に参加しました。一緒に行く親愛なる「平成の侍」、半田良太くんと、事前に何度も打ち合わせ。ゴールデンウィーク(GW)は県外からのVTが殺到するので、平日を挟んで、GW前半に終える計画を立てました。
【写真、右】日和山公園の丘から見た石巻市街。壊滅的な被災風景(拡大してみてください)の手前で、遅咲きの桜が、まるで何事もなかったかのごとく、静かに風に揺れていました。 (下に続く▼)
27日夜、アポプラスステーションで講演さていただいた後http://www.apoplus.co.jp/mb/、半田くんの運転で、土砂降り雨の東北自動車道を北上。石巻災害VTセンターに28日早朝に到着し、午後から早速、VTに参加しました。
【写真、左】VTセンターの受付。毎朝8時半に、ここに行って派遣先の指示を待つ。(下に続く▼)
VT作業の内容はさまざま。己(オノレ)どもは3日間、がれき撤去、泥出し、家財道具の運び出しやかたずけ、写真洗いなどをさせていただきました。30日には、医薬経済社の編集長、藤田貴也くんも合流、一緒に汗を流しました。
【写真、右】沿岸部は被害が大きく、被災後まったく手つかずのまま放置されたお家がまだ沢山あります。 (下に続く▼)
普段は、仕事柄、本を読んだり、文章を書いたりで、どちらかというと頭でっかちになりがち。そのせいか、無心に、動いて汗をかくVT作業が、とてもすがすがしく感ぜられました。依頼者にお礼を言われても、心底、「こちらこそありがとうございます」という気持ちになります。現地で直接、被災者の体験談を聞いて、激しい無常観に襲われたり、初日の夜、強風でテントがお釈迦になり、車中泊を余儀なくされたりしましたが、オノレにとって掛け替えのない経験になりました。被災地のみなさまに感謝!!逆に勇気とエネルギーをもらいました。
【写真、左】左から半田くん、オノレ、藤田くん。