花は語らず
Posted on 4月 6th, 2011 by IDAKA
3.11複合災害。事態収拾は相当、長引きそうです。これからどうなる?どう生くべきか?いま何をすべきか?年齢、職業、家族構成、居住区など、各々が抱えるバックグラウンドによって、きれいに意見が分かれます。こういう議論は白熱しがちですが、自分と相手のバックグラウンドの違いを念頭に置くと、非常にわかりやすく整理でき、冷静に受け止めることができます。それでも当然、議論ばかりしてても仕方がない。最後は行動あるのみです。いつの時代も、人は2タイプ。思っているだけで、ビビって何にもやらない奴と、リスクを負ってでも打って出る奴。でも、世の中を変える原動力になるのは間違いなく後者です。花は何も語らず、咲くべき時に咲き、散るべき時に散る。そういえば、己(オノレ)が尊敬する作家、梶山季之大先生http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B6%E5%B1%B1%E5%AD%A3%E4%B9%8Bが、サイン色紙に好んで書いた言葉は「花は語らず」でした。「花は語らず」。。。美しくも切ない、静かで熾烈な世界。