【10月9日発】大塚のレキサルティ  アルツハイマー病の随伴症で正式承認  適応外の抗精神病薬に影響も※同日17時43分に一部修正

 

◆大塚製薬の井上眞代表取締役社長

 大塚製薬が抗精神病薬「レキサルティ」でアルツハイマー型認知症(以下AD)に伴う問題行動、心理症状(アジテーション)治療の追加承認(9月24日付)を得て医療機関に本格的な情報提供活動を開始した。同剤の新効能は「統合失調症」「うつ病・うつ症状」に次ぐ3つ目。日本で初めてとなる。ADに伴うアジテーションに対しては、これまで医師の裁量で、他の抗精神病薬が適応外で処方されるケースが多かったが、今後、正式に適応承認を得たレキサルティに置き変わっていく可能性がある。

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