【7月12日発】Meiji、KMの「国家戦略連動型」事業、原料、ワクチン国産化、後発各社の協業に前傾

 

◆MeijiSeikaファルマの小林大吉郎社長(右)とKMバイオロジクスの永里利秋社長(左)

 明治グループの医薬品セグメント、MeijiSeikaファルマ(以下、Meiji)とKMバイオロジクス(同、KM)の事業は、国家戦略に連動するものが多い。とくにここ数年は、その色彩が強まっているように見える。安全保障上の観点から、医療現場で必須の抗菌薬について出発物質、原料の国産化を進めているほか、コロナ感染症パンデミックをきっかけに新型ワクチンの開発に積極化している。また、医薬品安定供給の体制強化に向け、最近、後発医薬品企業の協業(コンソーシアム)を具現化する新会社設立構想を打ち出した。

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