【7月12日発】中外製薬・奥田社長が語る「創薬」「DX」「雇用」!!!

◆中外製薬の奥田修社長兼CEO

中外製薬の奥田修代表取締役社長と懇談する機会をいただき、革新的な新薬を生み続けてきた背景、最近設立を発表したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、DXの活用、雇用に関する考え方についてお話をお伺いしました。奥田社長は1963年生まれ。岐阜薬科大出身。03年に中外に入社してすぐ海外事業に携わり、同社の屋台骨を支える日本発の抗体医薬アクテムラの臨床開発責任者、ライフサイクルリーダーを歴任、ロシュとの協業体制構築で“中枢”を担いました。まさに中外の「イノベーションマインド」を体現したような方です。お人柄は極めて温厚、派手なふるまい、言動は一切ない。記者やアナリストが多少、理解不足、的外れな質問を発しても、丁寧かつわかりやすく回答してくださいます。

しかし、社長就任3年目。今回の懇談では、サイエンス、DXを軸に研究開発、経営を徹底的に合理化し、競争優位性を発揮しようという「気概」「凄み」を感じました。そのエッセンスをお伝えします。※懇談内容は中外が6月28日に、複数の記者合同で午前2回、午後2回計4回に分けて開いた「社長懇談会」でのものです。

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