【5月26日発】単純に「GE(後発品)に道を譲る」という発言はなかった!製薬業界団体トップ交代、「岡の上(オカノウエ)ライン」スタート!

◆製薬協の上野裕明新会長

 

みなさんお元気ですか?さて5月25 日木曜日。任期満了で製薬業界団体のトップ交代がありました。日本製薬団体連合会(日薬連)の新会長に岡田安史氏(エーザイ代表取締役COO)、日本製薬工業協会(製薬協)の新会長に上野裕明氏(田辺三菱製薬社長)が就任されました。つまらない語呂合わせですが、勝手に「岡の上(オカのウエ)ライン」と命名させていただきます(拝)。

同日、上野製薬協会長の記者会見があり、僭越ながら会場で挙手にて2つ質問させていただきました。いずれも薬価制度にまつわる質問で、ひとつ目は「新薬を高く評価してくれと主張するなら、その分の財政的な手当てもセットで示すべきではないか?」。ふたつ目は「現在、議論の俎上にある流通問題、とりわけ調整幅などについて製薬協としても何らかの意見を提示する時期ではないか?」というものです。

で今回、印象深かったのは「特許が切れたら後発品に道を譲る」というかつての主張を繰り返さなかった点です。医薬品安定供給が問題になっている現状を鑑みれば、当然のことですが、供給が間に合わなければ、特許が切れても、新薬メーカーが先発品(長期収載品)の製造販売をしっかり続けなければならないし、医療現場も

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