塩野義製薬の加茂谷氏が、中医協薬価専門委員を「満期退任」!!バックアップに回る

 

みなさん、お元気ですか?先週、先々週と連続で台風が上陸。引きこもりがちの週末でした。ゆっくり読書もできるし、秋の長雨もまたいいもんです。

 さて18年度の薬価制度改革論議がいよいよ佳境を迎えます。12月末までにはすべて決着させなければならないので、これからが正念場です。そんな中、業界代表で意見を述べてきた加茂谷佳明氏(塩野義製薬上席執行役員東京支店長兼渉外部長)が任期満了(10月29日付)で中央社会保険医療協議会(中医協)の専門委員を退任しました。中医協委員、専門委員の任期は最長3期6年。加茂谷氏は満期退任です。製薬業界の薬価問題について、もう何十年もご担当されているプロフェッショナル中のプロ。さわやかなお人柄で、内外の信頼、信望も厚い方です。中医協で、診療側(医師会)、支払い側(保険組合など)から厳しい突き上げを受けても、天性のバランス感覚で答弁し、収めてしまう。よくある「一度、持ち帰って次回、答弁します」という対応がほとんどない。優れた専門委員でした。ただ、日本製薬団体連合会・保険薬価研究委員会の委員長という立場は来年6月まで任期があります。中医協の専門委員は退任しましたが、「カモさんパワー」で大いにバックアップして欲しいです。「お疲れ様です」というのはまだチト早いですね!!

 写真は先週10月29日に撮影。加茂谷氏が専門委員として参加する最後の薬価専門部会で。それでは皆様、素敵な1週間をお過ごしください。

 

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